若村 博孝(大阪府泉佐野市) 症例報告

若村治療院

院長;若村 博孝 (わかむら ひろたか)
〒598-0046
大阪府泉佐野市羽倉崎2丁目5-3 サニータウン羽倉崎3番街-11 地図
TEL. 072-465-8882  完全予約制
営業時間:平日 9:00〜19:00
    :土曜日9:00〜15:00

定休日:日曜・祝日
料金:[初回] 7,700円(税込)/45分

[次回以降]5,500円/25分


※アカデミー会員割引(月会費をお支払いで会員証を持参の方)▼
上記料金から、1,000円引 

※お支払いは現金のみ対応です。

2年前から続いた背部痛が1回の施術で改善した例
【患者】 70代前半、女性
【主訴】 2年前に圧迫骨折をしてから座っていると背中の痛みが徐々に強くなり、15分も同じ姿勢が続けられない。
【既往歴】 心筋梗塞、高血圧
【現病歴】 2年前にご主人の介護をしている時に骨折。近医整形外科にてリハビリを受けるも痛みが続き、接骨院で施術を受けてから痛みが憎悪した。
【現症】 安静時も背部痛あり。左肩甲骨下角周辺に痛みあり。
【施術と結果】 本症例は2年前の圧迫骨折が原因で背部痛を訴えているが、発生より約2年が経過していることと、腫張や熱感が確認できなかったため、痛みを訴える背部の筋緊張が痛みの一つの要因と考えた。
まず、痛みを訴える左の肩甲骨下骨周辺を触察し、広範囲に筋緊張を確認。緩消法にて約2分弛緩したところ、痛みが10から8(NRS改変)となった。
痛みに変化が確認できたため、引き続き同部位を緩消法にて約2分弛緩したところ、痛みが10から6(NRS改変)となった。
引き続き同部位を2分したところ、痛みが10から3(NRS改変)となった。その後は同部位を施術したが、筋の弛緩の度合いが芳しくなかったため、左肩甲骨周辺の筋緊張を誘発すると考えられる、左肩甲骨下角直下の第12肋骨下部へと施術を移った。左肩甲骨直下の第12肋骨下部を触察し筋緊張を確認。緩消法にて約5分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)となった。
「とにかく座っている事が苦痛だったので、普通に座れる事が出来るようになって嬉しい」と喜びの言葉を戴いた。
過去2回の手首骨折からのROM制限が改善した一例
【患者】 30代前半、男性
【主訴】 同じ場所を2回骨折した後、手首を動かす時に固まった感じがして痛い。趣味のギターが弾けない。
【既往歴】 舟状骨手術(約10年前に1回、4年前に2回目)
【現病歴】 10年前にスケボーをしていたら転んで左手首を骨折した。4年前も全く同じ箇所、舟状骨を骨折してしまい日を増すごとに手首が動かなくなってきた。ギターを弾いたり、運動なども始めたいと思うが、このままでは何も出来ないと不安になり来院。
【現症】 左橈骨手根関節可動域(以下、ROM)は自動で背屈伸展約25°、掌屈屈曲40°とROM制限を確認。引張感、運動痛あり。
【施術と結果】 本症例は過去2回の骨折による術後の癒着が原因ではないかと考えた。触察にて橈骨手根関節周囲に筋腱の緊張亢進を確認したため、そこを施術開始箇所とした。
まず、掌屈筋腱の筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認。自動掌屈位ROM40°→50°まで改善した。痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。
改善が見られた為、残存する肥厚部周辺に緩消法を約3分施術し、筋弛緩を確認した。結果、自動掌屈位50°→70°左橈骨手根関節の痛みは10から4(NRS改変)と小さくなり、自動掌屈位ROM70°→80°まで改善した。その後、残存する肥厚部分に3分施術した結果、痛みが10から0(NRS改変)となった。
次に背屈筋腱の緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認。自動背屈位ROM25°→45°まで改善した。痛みは10から6(NRS改変)と小さくなった。
同様に肥厚部周辺に3分施術し、きんしかんを確認した。結果、自動背屈位45°→60°まで改善。痛みは10から1(NRS改善)と小さくなった。
ギターを弾く動作をしてみたが、ほとんど痛みもなく運動制限もなくなり、また体を動かす事が出来ると喜んで頂いた。
2年前から続く右足裏の痛みの改善例
【患者】 60代前半、女性
【主訴】 歩く度に足裏に痛みが走り、地面に足をつくのが怖くて変な歩き方になってきた。
【既往歴】 ー
【現病歴】 2年前に足に合わないスニーカーを履いて歩いていたら足裏が痛みだした。当時は自然に治るかなと思い放っておくと徐々に痛みが強くなった。近医整形外科を受診し、足底筋膜炎棘骨有りと診断され体外衝撃波を3回受けた。その後も痛みは悪化の一途をたどった為、鍼灸院や整骨院で施術を受けたが改善はなかった。
【現症】 右足底に引張感、運動痛あり。下腿が左足と比べて主観により筋緊張が強く感じる。
【施術と結果】 本症例は足に合わないスニーカーを履いて歩く事で下腿部筋緊張により、血行不良が起こり足裏屈筋腱周囲が肥厚したことが要因であると考えた。
まず痛みがある足底方形筋を触察し、肥厚が確認できたため、緩消法にて2分弛緩したところ、足を地面に接地した痛みが10→7(NRS改変)した。再度2分弛緩したところ痛みが10→4(NRS改変)となった。
下腿が左足に比べて筋緊張が感じられたため、ヒラメ筋からアキレス腱にかけて緩消法にて3分弛緩したところ痛みが10→0(NRS改変)と消失した。
「2年間痛みが続いて手術しかないと思っていたのが普通に歩けるなんて嬉しい」とお喜びの声を頂いた。
半年間続く右下腿の痺れと右足ROM制限の改善例
【患者】 60代前半、
【主訴】 足首が痛くてしゃがめない
【既往歴】 甲状腺癌手術(約2年前)
【現病歴】半年前から右足首が歩く時に痛みが発症し、しゃがんで作業する事が出来なくなってきた。近医整形外科にて足首の骨に変形があると診断されたが手術をしても治るか分からないと言われた。以後、整骨院に通うが改善せず痛みが憎悪している。
【現症】 安静時に右下腿前面に痺れ有り。右足関節可動域(以下、ROM)は自動で背屈伸展約5°とROM制限を確認。安静時に右下腿前面に痺れ有り。
【施術と結果】 本症例は毎日の現場作業で足関節を曲げたままの作業が長時間継続された事により起きた、右足関節の筋緊張に伴う血行不良による、右足関節の背屈筋腱の肥厚が要因と考えた。
まず、触察により右足関節の背屈筋腱の筋緊張を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認。自動屈曲位ROM5°→10°まで改善した。右足関節の痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、残存する肥厚部周辺に緩消法を約3分施術し、筋弛緩を確認した。結果、右足関節の痛みは10から4(NRS改変)と小さくなり、自動屈曲位ROM10°→20°まで改善した。その後、残存する肥厚部分に3分施術した結果、痛みが10から0(NRS改変)となった。
しゃがむ動作をしてみたが全く痛みが無くなり、近位整形外科にて治る見込みがないと言われて諦めていたが、これで仕事が続けられると大変お喜びいただいた。
半年間続く右手人差し指のバネ指改善例
【患者】 60代前半、男性
【主訴】 半年前から右手人差し指のバネ指が痛い
【既往歴】 心筋梗塞(約5年前)
【現病歴】半年前、右示指の弾発症状が発症し、近医整形外科にて弾発指と診断され注射を受けた。以後も弾発症状は続き、整骨院に通うが改善せず痛みが憎悪している。
【現症】 右示指の掌握運動で右示指中手指節関節(以下、MP関節)周辺に痛みが生じ、右示指MP関節自動屈曲(以下、ROM)約70°と制限あり。
【施術と結果】 本症例は毎日の現場作業で重たい荷物を運び続けた事により起きた、右前腕屈筋群の筋緊張に伴う血行不良による、右示指MP関節の屈筋腱の肥厚が要因と考えた。
まず、触察により右示指MP関節周辺の屈筋腱の肥厚を確認し、緩消法を約2分施術し筋弛緩を確認。可動域に変化は無かったが、右示指の痛みは10から8(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、残存する肥厚部周辺に緩消法を約3分施術し、筋弛緩を確認した。結果、右示指の痛みは10から4(NRS改変)と小さくなり、自動屈曲位ROM70°→90°まで改善した。その後、残存する肥厚部分に3分施術したが痛みの変化が見られなくなってきた為、右前腕屈筋部分に筋緊張を確認し緩消法を3分弛緩したところ、痛みが10から0(NRS改変)となった。
「何気ない動作がとても苦痛だったのでこれで安心できた」と喜んで帰路につかれた。
腰痛の為に2ヶ月前から続く体背屈時痛の改善例
【患者】10代後半 女性
【主訴】バレエダンスをしている時に左腰に違和感が現れ、我慢して続けていると後ろに反り返る動作が出来なくなり、クシャミをした時にも痛みが響くようになってきた。
【既往歴】-
【現病歴】2ヶ月前からバレエダンスや身体を伸ばす動作、座っている時にクシャミをしても左の腰に痛みが走り、近所の接骨院に通うと骨盤が歪んでいると言われた。
【現症】左腰部の背屈時に痛み有り。腰部可動域(以下、ROM)は自動で背屈15°とROM制限を確認。
【施術と結果】本症例はダンスの練習の為に起きた左腰部痛で目視と触察により腫脹や熱感が確認できないことから腰部の筋緊張が原因と考えた。
先ず、腰部に緩消法を5分施術し筋弛緩を確認。背屈時のROMは自動で30°と大きくなり、背屈時痛は10から5(NRS改変)と小さくなった。
改善が診られた為、緩消法を10分施術し筋弛緩を確認した。結果、腰部ROMは自動で45°となり、背屈時痛が10から0(NRS改変)と消失した。
主観により背屈しながら左腰部に強く力を入れたり、勢いよく反り返っても痛みが全くないと報告を受けた。
「明日から安心して練習に参加できる」と喜びの報告を受けた。
バドミントンをした時の右上腕の痛みが改善した例
【患者】 40代前半、女性
【既往歴】 ー
【主訴】 2週間前から右上腕の痛みで腕が挙がらない
【現病歴】 バドミントンの練習中に肩から上腕にかけて痛みが走り動かす事が困難になり、うがいなど首を上に向けようとすると激痛が走る状態。近所の整骨院で診てもらうと肩甲骨が癒着していると言われた。
【現症】 机の上に腕を乗せようとすると上腕に痛みが走り、頚部伸展約10°から動かせないの状態
【施術と結果】鎖骨周辺の筋肉が硬いのではないかと考え、付近の筋肉を触察してみると強い筋緊張がある事が要因と判断した。
まず右鎖骨上、胸鎖乳突筋停止部に約5mm大の筋硬結のような状態を触察にて確認、緩消法約3分施術で筋弛緩を確認、頸部ROMは約10°→約30°と改善し、痛みは10から7(NRS改変)と小さくなったと報告を受けた。痛み・ROMに改善が確認出来た事から、同箇所への施術継続をする事とした。約5分の施術で筋弛緩を確認、筋硬結のような状態は、触察にて確認出来なり、痛みは10から2(NRS改変)と小さくなったと報告を受け、頸部ROMは45°と改善した。
腰部の筋肉を触察してみると第2腰椎から第5腰椎周囲まで広範囲に筋緊張が確認できたため、再発防止を目的とし腰部側面へ緩消法にて20分弛緩した。
首が上を向けるようになり、右腕を机の上に乗せても痛みが出ないと安堵された様子で帰路につかれた。
半年前から続く左足の痛みが改善した例
患者】60代前半 女性
【主訴】1ヵ月くらい前から、座っていて立つ時に左足の外側全体が痛くて、立ち上がるのがつらい。
【既往歴】-
【現病歴】約半年前より、座位からの起立動作で左下肢外側に痛みが生じるようになった。以降次第に悪化し、現在では安静時でも左大腿部外側を中心に軽度の痺れのような症状が有る。3ヶ月程前に近医整形外科を受診し、脊柱管狭窄症と診断され、リハビリ加療を受けた。その後も痛みは悪化の一途をたどった為、接骨院に通うも変化がなかった。原因がよくわからないと知人に相談したところ当院を紹介されすぐに来院。
【現症】安静時に左大腿部外側に軽度の痺れ有り。座位からの起立動作で左下肢外側全体に軽度の痛みが生じる。左右側屈動作、特に左側屈動作で左下肢外側に強い痛みが生じる。
【施術と結果】本症例は、誘因無く左下肢外側の痛みを発症しており、近医整形外科での診断結果からも外傷を起因とした症状ではないと考えられる為、左下肢外側の筋緊張による血行不良が痛みの要因と考えた。
 先ず、痛みを訴える部位が広範囲に及ぶ為、その範囲の直上の腸骨稜周辺を触察したところ筋緊張を確認し、緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認。結果、左側屈動作での左下肢外側の痛みが10から7(NRS改変)と小さくなった。改善が見られた為、続けて同部位周辺に緩消法を約25分施術し筋弛緩を確認。結果、左側屈動作での左下肢外側の痛みが10から3(NRS改変)と小さくなった。
 施術終了時には座位からの起立動作と左側屈動作で生じる左下肢外側の痛みは10から0(NRS改変)と消失し、主観により安静時の左大腿部外側の痺れは約9割減少し、ほぼ感じられなくなったと報告を受けた。
 左下肢外側の痛みの原因が筋緊張であることを実感していただき、原因がわかって安心した様子だった。
2日前のウェイトトレーニング中のギックリ腰が改善した例
【患者】30代前半 男性
【主訴】2日前、重たい物を持った時に右腰にグキッと痛みが走り、それから腰が曲がってしまった。
【既往歴】-
【現病歴】2日前、ウエィトトレーニングで重たいダンベルを持ち上げた際、腰部右側に鋭い痛みが生じた。以降、前傾姿勢を保持していないと腰部の痛みで思うように動けない。近医整形外科を受診したところ急性腰痛症と診断を受け、鎮痛剤を処方された。
【現症】腰部全体に安静時痛が有り、特に腰部右側に強い痛みを訴えている。胸腰部伸展約-10°で腰部の痛みが増悪し、痛みによる可動域制限が確認できた。施術時の椅坐位姿勢も、胸腰部屈曲位を保持していなければ椅坐位姿勢を保てない。
【施術と結果】本症例は、腰部の不自然な動作によりギックリ腰を発症しており、目視と触察により腫脹や熱感が確認できないことから、腰部の筋緊張が要因と考えた。
 先ず、腰部側面を触察したところ筋緊張を確認した為、第3腰椎高位の腰部側面から緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認。結果、腰部の安静時痛は10から8(NRS改変)と小さくなり、主観により胸腰部伸展約0°まで体幹を伸展させても腰部の痛みは増悪しないと報告を受けた。
 体幹を起こした状態で、更に腰部側面に緩消法を約10分施術し筋弛緩を確認。結果、腰部の安静時痛は10から5(NRS改変)と小さくなった。
再度15分施術し筋弛緩を確認したところ、腰部の安静時痛が10から2(NRS改変)と小さくなった。
「これなら明日の仕事ができそう」と喜んで帰られた。
痛みによる左膝伸展の可動域制限の改善例
【患者】50代前半 女性
【主訴】4年位前に左膝が痛くなり、その後痛みは無くなっていたが2ヶ月前にまた痛みが出て、それ以来立ち上がって左膝を伸ばすと痛い。
【既往歴】ー
【現病歴】約4年前に誘因無く左膝関節に痛みが生じ、近医整形外科を受診し左変形性膝関節症と診断され、関節穿刺を2回受け痛みが無くなっていたが、約2ヶ月前に左膝関節の痛みが再発し、近医整形外科で再度関節穿刺を2回受けるも痛みに変化無く、知人の紹介で当院に来院。
【現症】左膝関節に安静時痛無し。階段昇降や左膝関節伸展動作で左膝関節に痛みが生じる。左膝関節可動域(以下、ROM)は自動で伸展約?30°で痛みが生じ、伸展できない。ROM制限を確認。
【施術と結果】本症例は、誘因無く左膝関節に痛みが生じており、目視と触察により腫脹や熱感が確認できないことから、左膝関節周辺の筋緊張が要因と考えた。
  先ず、左膝屈曲動作で最も痛みを感じる部位を示指で示してもらったところ、左膝蓋骨外側上端から約3cm近位を示した為、直上の左上前腸骨棘周辺を触察して筋緊張を確認し、緩消法を約5分施術し筋弛緩を確認した結果、左膝関節伸展動作で生じる痛みは10から5(NRS改変)と小さくなり、左膝ROMは自動伸展約?20°と膝が伸びてきた。
  再度左膝伸展動作で最も痛みを感じる部位を示指で示してもらったところ、左膝蓋骨内側上端から約2cm近位を示した為、触察により同部位周辺の筋緊張を確認し、緩消法を約3分施術し筋弛緩を確認した結果、左膝関節伸展動作で生じる痛みは10から3(NRS改変)と小さくなり、左膝ROMは自動伸展約0°と大きくなり、日常生活上のROM制限は確認できなくなった。
  知人に紹介されて半信半疑だったが膝が伸ばせるようになって嬉しいと笑顔でお帰りいただいた。
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